このページでは個人事業主として開業した後、翌年の2月の確定申告までにやっておかなければ
ならない事について細かく書いてみます。節税に関するアドバイスも満載です。役に立った!と
思ってくれた方、ここはどうすれば良いのかな?とか質問がある方。会計士ではないのであくまで
アドバイスですが、お気軽にメールにて質問下さいませ。私の分かる限りお答えします!

※注意事項 私は会計士の資格を持っている訳ではありませんので、あくまで私の経験と知識で書いている事ですので、あくまでアドバイスです。 書かれている通りに経費を計上してもはじかれる場合も場所によってはあるかもしれませんが、その場合の責任については一切持ちませんので承知の上お読みください


準備その一 会計ソフトを導入する。
  
確定申告で節税対策の為に大体の人は青色申告を選択して開業したと思います。 青色申告をする場合は白色申告と違って、提出する書類が沢山あります。この書類は会計の知識がないと、普通では簡単には作成出来ません。 私の知り合いの保険の外交員さんは会計士さんに一括して依頼して、領収書だけ渡して作って貰っていると言ってましたが、会計士に頼むのも費用が発生します。 安い所で月額8000円くらい必要です。 結構な出費ですよね? 私はそう思って自分で確定申告の書類は作る!!!と決めました。最初にやった事は確定申告用の書類を簡単に作ってくれる会計ソフトはないか!探すことでした。 
会計ソフトと言うと中小企業が使うような「弥生会計」とかを想像してしまいますが、ああ言うソフトは会社向けに作られていて、機能は満載ですがなにしろ高価で手が出ません。 シェアウェアなど色々試してみて、たどり着いたのが「株式会社 ピクシィ」から販売されている「わくわく財務会計2」でした。 このソフトは企業だけでなく、個人事業主でも使いやすいように操作性も分かりやすくなってますし、何しろ安いんです。一番嬉しいのは会計上の費目が現実の出費したものでどの費目に対応するのかが、分かりやすく解説してある「仕訳ヘルパー」と言うヘルプ機能が充実している事です。このおかげで、会計が詳しくなくても大体は分かると思います。 私の一押しソフトです。 購入は下記のリンクから可能ですが、まずは体験版をダウンロードして、使ってみてからの購入が良いと思います。 購入する時の為にリンク先をブックマークしときましょう! (^^)



準備その二 経費として計上するものをあらかじめ決定しておこう。
  個人事業主は経費が認められていると言う話はしたと思います。 経費として認めて貰える可能性の高いものは下記のものがあります。 この中から自分でも経費として、計上出来そうなものをあらかじめ決めておきましょう。 この決めたものについては、「準備その三 領収書を整理して保存しよう!」に書いている通り、領収書を保存しておく必要があります。 なので、お店で買ったものや光熱費などの請求書は全て残しておく必要がありますので、注意しましょう!

  @事務所の費用
    事務所と言ってもSEとして個人事業主になった訳ですから別途事務所を借りるような仕事ではないですよね? なので、自分が住んでいるアパート、マンションの一部屋を事務所とする事にして、アパートなりマンション、一軒家の賃貸費用または住宅ローンの中から、住宅の全体の広さ(u)と事務所として決めた部屋の広さ(u)の割合(例自宅が60uで事務所の部屋が10uの場合は13.6%)の分だけは経費として計上と言う形を取ります。
  Aガス、電気、水道、電話、インターネットの費用
    自宅を事務所にした場合は上記の光熱費や通信費についても、事務所の部屋の広さから割り出した割合で計算した額が経費として計上する事が可能です。 なので、届いた請求書は全て保管しておいて下さい。
  B携帯電話代
    自分で使用している携帯を持っている人は携帯料金の50%は経費として計上出来ると思います。 100%にしたい場合は自分の屋号名で別途契約すればOKですが、それだともったいないですもんね。
    という事で請求書は全て保管しておいて下さい。
  C交通費
    個人事業主の場合、交通費は全て自腹となりますが、全て経費として計上出来ます。 なので、定期を購入した場合は必ず領収書を貰ってください。 また、出張などで切符を購入した場合などは領収書が発行されませんので、旅費一覧表みたいものを作って、何月何日にどこに行って幾ら交通費を使ったかを記録したものを用意して下さい。
  Dコンピュータ用品など
    システムエンジニアですから、自宅のコンピュータに関係するものは全て経費として計上しても不思議ではないですよね? なのでプリンタ用紙、インク代やパソコン、プリンタなどの周辺機器などを購入したものは全て領収書を貰っておきましょう!
  Eガソリン代
    自宅の車を保有している場合はガソリン代も経費として計上出来ます。 但し、全額ではなく。 仕事場に車で行った時に使用した分に限定となりますので注意して下さい。 最近はセルフのガソリンスタンドだと領収書をプリント出来ると思いますので、これを残しておいて仕事で使用した分を按分して経費として計上出来ます。
  F雑貨、日用品
    これは一見経費として計上出来るの?と思いますが、これも事務所を自宅に置いている以上はその部屋で使う部分については計上しても問題ありません。全ての雑貨や日用品を計上しても良いって事ではないので注意して下さいね。あくまで、事務所の部屋の為に使ったものだけです。
  G家電品など
    これも一見経費として計上出来るの?と思いますが、事務所の部屋の為に使うのであれば計上しても問題ありません。 決して全てのものを計上しても良いって事ではありません。それに、家電品は寿命が長いですから、毎年テレビを購入とか冷蔵庫を購入とかオカシイですよね? 悪さをすると税務調査が入って痛い目見ますから正直に行きましょう!


準備その三 領収書を整理して保管しよう!
   確定申告の書類提出時には、領収書を全て添付しなきゃいけない!と勘違いしちゃってた私ですが、実際は添付はしなくても良かったのです。 しかし、この領収書は提出した書類に不明な点や変だと思われる内容があったりした場合に税務署から指摘があったときに証拠として必要となる重要なものです。 また、法律的にも5年間(10年だったかもです。)は保存しておく必要があります。なので、大学ノートなんかを買ってきて、領収書や請求書が発生する度にノートに日付を書いて領収書や請求書を貼り付けて、どんなものを購入したものなのかなどを書いておくようにしましょう! そうすれば、後で見直した時にすぐに分かるので税務署の人にも説明がすぐ出来ますし、怪しまれることもないです。

準備その四 銀行の入出金記録を記帳または印刷しておこう!
   個人事業主になる前に会社専用の口座を作ることをお勧めしますが、普通は今まで使っていた口座を収入の入金先に使う方が多いと思います。 この口座の入出金記録は必ず通帳記帳するなり、ネットバンキングの入出金明細を印刷するなりして残しておいてください。

準備その五 会計ソフトに入力しよう!
   ここは長くなるので、また書きます。 しばらくお待ちを! 予定では「わくわく財務会計2」を使用した場合の入力の仕方について、私独自のマニュアルを掲載するつもりです。


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